不自由の中にある自由とは

何が嬉しいといったって、
好きな時間に眠り
誰にも邪魔されずに本を読み
黙っていたいときに喋りかけられなくて済む、
という生活がこれからできるのかと思うと、太郎は胸が躍った

しかし、そのようなあまりにも自由な生活に
自分は耐えられるだろうか
・・・略・・・

自由の中にいると
食べ過ぎた後の胃袋みたいな気分になるかもしれないのである。


                 ~曽野綾子 「太郎物語」より~


これを読んで、自分が諭されたいるような気がして、"φ(・ェ・o)~メモメモ・・


そして、下は
曽野さんが産経新聞の「朝の詩」から引用した詩です

「凧が空高く飛べるのは
 誰かが糸を
 引っぱっているから
 でも凧は
 その糸さえなければ
 もっと自由に
 空を飛べると
 思っている
 その糸がなければ
 地上に
 落ちてしまうのも
 知らずに」

             詩  宮川 優




   


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