お盆の話


むかし、お釈迦様の弟子で、神通力を身につけた木蓮尊者が
何年も前に亡くなった母は今どこにいるのだろう
と捜したところ
天国にいなかったので地獄を捜したら
そこに、あの優しかった母がいたそうです。

お盆には地獄に落ちた人も3日間だけ休暇を貰い
この世へ戻ってくるので
その日だけはご馳走を作り、お線香をたて、もてなしてあげねばならないと、
どっかで遊んで帰ってきた20代の次男が私に説教したのでした。

「木蓮尊者を検索してみろ!」
と。

2番目生まれの人はこわいですね。
ダンナも2番目のせいか、自由奔放で束縛を嫌い手がつけられません。
2番目の妹も、口が達者でかなりキツイです。
それから・・
あ、
話を戻すとして

木蓮尊者は、優しかった自分の母が地獄で苦しんでいることを、おしゃかさまの前で話すと
それは木蓮尊者の母親は悪行を積んだからだという。

母親は、自分の家の前を通る人達に
水を与えることをしなかった。
子どもを思うあまり
「この水は木蓮のもの」
と。

うちあたいだなぁ・・

木蓮尊者は、母が地獄で苦しむのを供養しようと、
ご飯や野菜、果物を母の口に運ぶとすぐに火になってしまい
食べることができなかったのでそれをお釈迦様に話すと

母を救うには
母が出来なかったことをするように。
それは
雨期が終わり、多くの人が町に出る頃
その人達に、ものを施すといい。
そうすると執着心が離れる。
助け合うことは大切である
と。

言われた通りにすると、
地獄で苦しんでいた母はたちまち救われたそうです。
その日は丁度お盆の頃だったという話でした。


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byできるじゃん
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