自灯明・法灯明


自己を島とし、自己を頼りとして、
他を頼りとせず、法を島とし
法を頼りとして
他を頼りとしないでいなさい


これは、ゴータマ・ブッダの遺言ともいうべき最後のことばだそうです。

「島」というのは「灯明」のようなものだそうで、
ブッダが生まれ育ったインドでは雨季があり
対岸が見えないくらいの洪水があるので、遠くに見える島(または洲)
という言葉を使ったようです。


「自己を頼りとして」
とは、このことだろうか。

ラジオで聞いた話です。

ある人が何十年か前に、友だちと4人でイタリアへ旅行したそうです。

イタリアへ着いた晩、あるお店へ入り食事か買い物だったか?
みんなその店にしばらく居たので、その人はトイレへ入ったそうです。

が、トイレから出るとみんな居なくなっていた!
みんなはその人が先に出たと思っていたのでしょう。

その人は言葉が話せず、ホテルの場所も分からなかったそうです。
そんなときどんな気持ちだったのでしょうね。
私だと体から血が引いてその場で座り込んだのかも。

もう、必死であちこち仲間を探したそうです。
そしてどうやってその場を乗り越えたのか聞き逃したんですけど
その人の言葉が印象的でした。

ローソクの火が真ん中で燃えているように、
人も体の真ん中で・・・・・

・・・は忘れました。
肝心なことばなのに(アタマ悪いです)

ブッダが言ってることも、その人が言いたいことも
最終的に頼りになるのは自分
ということなのかもと思ったのでした。



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byできるじゃん
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