風のように　流れる水のように

何年か前のこと、

静岡から沖縄へやってきて活躍なさっている安部俊郎さんが、ラジオで

「家族と一緒に夕陽を眺めながら北上した・・」

と話していたのに感動し、家族にそのことを話したことがあります。


それからしばらく経ったある日の夕方、ダンナから電話があり

「いま今帰仁で、夕陽を見ながらBBQをして飲んでいるよ。
　今日は泊まって、あした帰るから。」

と、いかにも楽しそうです。


(--)ム!!　く～

私が体験したいことを自分だけで実行して平気でいられるのがむかつきます。

それでもガマンしてTVを観ていたら、１１時過ぎにまた電話があり

「明日、早朝の仕事があるので迎えに来てほしい」

というのです。


もうとっくに夕陽は落ちているし、暗闇の中を北上しても海は見れないし・・

タクシーで帰られたら１万円で済むかどうか？

しかたなく車で北へ向かう私めは、やっぱ根っからのビンボー症です。Σ(▼□▼メ)