米粒一つ 百に割り当て物考えし

               喜納千鶴子(きなちづこ)
               大正12年6月25日生まれ(旧暦)89歳


米粒をただ一つだと思って粗末にするな。

一粒でも宝であるし、割れば百にも割れる。

百通りの物考えや忍耐力があれば、その一粒から来年は稲穂となってたくさんの米にできる。

神様は米一粒が牛の目の玉くらいに大きく見えているらしいよ。


               ~2011年12月 沖縄タイムス「旧暦カレンダー」より~



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